今回は『事理一致』という理合いについて、詳しくご指導頂きました。心(理)の伴なわぬ手足の動き（事）は技に成らない、心の無い仕事は結果が出ない等、宇城先生でしか成し得ない指導方法で検証して頂きました。
　また、地球、もっと言えば宇宙の産物である人間は、本来、完成され無限の潜在能力を持っているのだから、その能力を引き出すことが本当の「鍛える」と言うことである、と教えて頂きました。自然の一部である人間はもっと謙虚になり、自身の生き様を見つめ直さなければならないと感じました。以前、先生がおっしゃった、「『我』を取り除くのが空手の稽古」という言葉が強く心に残ります。