2013年9月28日(土)、29日(日)、UK実践塾塾長・創心館空手最高師範・宇城憲治先生をお招きし、恒例となりました実践塾三重支部合宿及び審査会を開催致しました。
昨年と同様に1日目は星合道場にて稽古、2日目は御在所岳山麓・菰野町B&G海洋センター体育館に稽古会場を移し、午前中は稽古、午後に審査会及び講習会となりました。合宿・審査会には塾長のご子息・宇城拓治師範代をはじめ東京、大阪、長野実践塾からのご参加をいただき、張り詰めた空気の中、稽古が始まりました。
日々、猛烈な早さで進化される塾長の技にはいつも度肝を抜かれます。今回も1日目の稽古で示された、わずか刃渡り7〜8cmのナイフでの寸止め、圧巻はそのナイフで塾生に持たせた白帯を切り口も鮮やかに切断された事です。それも切る方向を消して。帯を持った塾生はもちろん、周囲で注視していた全員があたかも自分が切断されたように凍りつき呼吸が止まってしまいました。
塾長は「宇城だけが出来るのなら皆に教えても意味がない、みんなにも出来るのにやらんから教えるんや」とおっしゃいます。
2日目の宇城塾長を審査委員長に、宇城拓治師範代、佐藤誠治先輩を審査員にお迎えし行われた少年・一般審査会では、緊張で日ごろの力が出せない大人と、いつもの稽古の時以上に上手くできる子供たちとの違いに、塾長のご著書、「人間は生まれながらに完成形」を思い出さずにはいられません。
審査後の講習会では父兄の方々にも参加いただき、子供の持つ無限の潜在能力を、親の躾、詰め込み教育で封じ込めてしまわぬ様に、親、先生を含めた大人が子供の手本になるよう必死で努力しなければならないことを、身体を通して塾長に気付かせていただきました。
「我」「欲」に囚われ素直に潜在能力を発揮できない私たちに、「心の癖・身体の癖」を捨て去ることの大事さを、塾長ならではの「気」によるご指導と、ホワイトボードをお使いになり理論を明確に示していただき、貴重な気付きを与えて下さいました。いつも掛け替えの無い貴重なご指導で私たちを導いて下さる宇城塾長の真心に感謝するばかりです。ありがとうございます。
また、宇城拓治師範代をはじめ各支部からご参加いただきました皆さまにも心よりお礼申し上げます。
進歩成長とは、変化することである。
変化するとは、深さを知ることである。
深さを知るとは、謙虚になることである。
(宇城塾長のお言葉より)
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