季刊 『道』 No.166秋号 (2010年10月)

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10月20日、 季刊 『道』 bP66秋号が 発刊されました。今回の特集は 目に見えない力 ということで

【目覚めよ 日本人の底力!】岡田武史氏 (サッカー日本代表前監督) と宇城憲治塾長 (UK実践塾代表)の対談

【あふれる真心と愛】
ダウン症の書家・金沢翔子さんのお母さん・金沢泰子さんのお話し

【時速900キロの集中力と決断力】
元日本航空機長・小林宏之さんのお話し
等、大変貴重で心に響く内容となっています。
季刊『道』を読み続けていると号を重ねる毎に、ますます充実した内容になって、変化していくのを肌で感じます。それは、いつも本物、真実の生き方を発信されているからだと思います。私も『道』を読むことで、本物とは何か、真実とは何か、を感じ取り自分自身の 変化・成長 に繋がっていくのを実感します。今回の『道』本当に素晴らしい一冊です。 このページをご覧になった方々も一度 『道』 を読んで頂ければ、きっと、何かしら新しい気付き・勇気・希望が得られるものと思います。

※以下に三重実践塾生のコメント・感想を紹介致します。

No.166 秋号 感想

ダウン症の書家、金澤翔子さんを育てた母、金澤泰子さんの文を読み、天使や愛という表現や言葉が確かにそこに在るというのを実感し、終始その無垢なる純粋さに涙しました。我々は私利私欲の中で生きていると言っても過言ではありません。そして厳しい時代と共に、目に見える物ばかりを基準とし、目に見えない心という物を素直な目で観れなくなっていると思います。しかし、翔子さんの書く字には、翔子さんの心がそのまま字となって書かれており、そして人を動かすエネルギーを持っていると確信しました。翔子さんを育てた泰子さんの生き様は、読み手の我々に多くの気付きや感動を頂いた事で、ダウン症の方々に対する見方が一変しました。ありがとうございました。 
(Y.O)

宇城先生と岡田監督との対話では個人の力ではなく、和の力がもつすごさを、元JALのパイロット小林氏からは飛行機の速さより先に考える話しを、ダウン症の書家、金澤翔子さんの母上泰子さんからは、ダウン症の方々がもっておられるマイナスの事が身につかぬ無垢な心は健常者よりはるかに生まれながらの心を失わず持ち続けているすごさ等々、『道』は知識を得る書物ではなく、生き方を得る書物として今回も学ばせていただきました。
(Y.F)

サッカー日本代表 前監督 岡田武史氏と宇城憲治師範との対談を読んで。
「日本人はそんなに捨てたものか?」と立ち上がり、日本人の資質を取り戻そうと懸命にやってこられ、日本中に感動と誇りを与える結果を出されたこと、またその結果に慢心せず、基礎を作ったジーコ前監督への感謝を忘れない姿に感動しました。
(Y.T)

ダウン症の書家・金澤翔子さんのお母さん、金澤泰子さんのお話しには心を打たれっぱなしで、読み返す度に、涙が溢れて堪りません。感想を書こうとしている今でも涙が流れそうになります。本当に純粋な美しさには、とんでもないエネルギーがあるのだと思います。「欲をすべて捨てると、愛が残るのですね」と言われたお母さんの言葉が心に突き刺さり、自分自身の醜さが少しは洗い流された気がしました。本当に心を揺さぶられました。
岡田前監督と宇城先生の対談からも日本人として勇気・希望をいただきました。毎回、『道』を読ませて頂き、強いエネルギーをいただいていますが、回を重ねるごとにそのエネルギーが深く強くなっていくのを感じます。
(M.H)

表紙を見た瞬間、『道』に引き込まれました。ワールドカップで感動を与えてくれた岡田元監督と宇城先生の対談では凄く充実した内容であり、まだまだ日本人もやれると感じました。また今回特に金澤翔子さんのお話は、何度も読み返し言葉にならないぐらい感動し心を打たれました。 親子の絆、信頼、そして翔子さんの汚れのないまっすぐな心に。本来の人としての忘れている大切な何かを教えていただいているような気がします。この感動をたくさんの人に知っていただきたい思いです。
(T. Y )
2010 ワールドカップの生中継を見ていて、グランドで戦う選手、ベンチいる選手、またスタッフまでがチーム一丸となって戦っていることが強く観ていて伝わってきました。そのチームを率いてきた岡田監督はどのようにしてチーム作りをされてきたのか大変興味がありました。対談を読をませていだたき、岡田監督の謙虚な人柄、縁が切れても仕方のない覚悟でアドバイスをしてきた宇城先生、改めて謙虚な気持ちの大切さと日本人が持つ潜在能力の可能性に勇気をいただきました 。
(K.S)
金澤泰子さんの記事を読んで、翔子さんの疑うことを知らない純粋さと今を一生懸命生きる真直ぐさ、自分が死んだあとの翔子さんのことを考え育てる泰子さんの親の覚悟に感動いたしました。
また、今改めて本当の家族の絆について教えていただきました。
(T.M)
サッカー日本代表前監督の岡田監督との対談は、ワールドカップ日本代表チームの大活躍、また以前から宇城先生のご指導を受けていたということもあり、大変興味深く読ませて頂きました。日本代表チームの活躍は日本人としての可能性と自信を取り戻してくれる素晴らしいものでした。しかし、後任の日本代表監督に有名な外国の監督を起用するなど、名声や栄光にすがる弱さを残念に感じておりました。今の日本に大切なことは日本人の良さを見つめ直し、「気の文化」に立ち返ることが大事であると強く感じました。
(N.I)
金澤泰子さんの記事を読ませていただきました。書家でダウン症である娘翔子さんの存在と、その書家としての才能を見出すに至った母泰子さんの人間的成長の記録に、希望、勇気をいただきました。翔子さんの存在は本当に純粋で、「今」を生きていらっしゃる。同じ一人の人間として大いに学ばせていただきました。
(Y.M)
「あふれる真心と愛」を拝読し、涙が出てきました。 翔子さんが大成されたのは(もっとこれから進歩されると思いますが)文章の中にある「20歳くらいまで地道な書の基礎をやってきました」に尽きると思います。 「欲や競争心がなく、あるのは愛情、愛なのです」 「建長寺でトイレを膝まづいて掃除をしていた」 お母さん金澤泰子先生のお言葉の中に宇城先生が日ごろ言われている教えが沢山出て来ます。 そしてこの世には人智を超えた力があると。 お母さんとしての努力はなみなみならぬものが在ると思いますが、結果として「飛翔」「風神雷神図」となって表れてくる。 感動という言葉をいくら使っても、いや使う言葉がないほどの親子の絆があり、 人は無限の力を持っていることを教えて頂きました。
(H.K)
障害のある子は親を選んで生まれてくると誰かに聞いた事あったのですが本当なのだと思います。お話のなかで欲を全部なくしたら愛だけが残るとか、死を前提に今を生きると言われた言葉がとても深く感動しました。
(Y.Y)
 
 

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