季刊 『道』 No.167 冬号 (2011年1月)

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2011 年 1 月 20 日  季刊『道』bP67冬号 が発行されました。167 冬号は 特集 身体で学ぶ】 ということで

*「身体で気づき 心でまなべ」 宮大工棟梁 ・小川三夫氏と UK 実践塾代表・ 宇城憲治塾長の対談

*「自然のままに平和に生きる」象保護活動家  ダフニー・シェルドリックさんのお話し

*「眠っている野生の五感を呼び覚ませ」版画家  名嘉睦稔さんのお話し

など、 子育て・教育の在り方 、それらの延長線上にある 、人間としていかに生きるべきか、 という事に対するヒント・答えがその中に秘められています。

季刊『道』、号を重ねる毎に内容が充実し、混迷する今の日本を救うエネルギーがここに在るように感じます。ひとりでも多くの方に購読していただきたいと、心から願います。

※以下に季刊『道』 167 冬号を読まれた方の感想を掲載致します。
No.167 冬号 感想

宮大工 小川棟梁と宇城先生の対談の記事を読んで、今の教育がみんな同じとした考えで情報を与える教育であり、受験のためのテクニックを教える様になっている。この教えに慣れた子供は技を教え、感覚を身に付けさせることは無理であるとのことで、宇城先生がいつも言われる『頭で考えるのでは無く、身体が先にありき』の教えと同じであり、今一番重要なことだと改めて感じました。自分の行動について、頭で考え言い訳をするのではなく、身体が先に行動できるよう実践していきたいと思います。
(実践塾三重支部  T.M )

今回、小川棟梁との対談で『教えない』から伸びていくという事、我が国本来の教育・躾の在り方であり、今の社会に蔓延している、教えてもらうという受動的・待ちの姿勢でなく習うという能動的な姿勢が欠けていると、今回も『道』で気付かされました。
(実践塾三重支部 Y.H )

宮大工 棟梁 小川三夫氏の言葉の中に「力のあるやつは黙って重いほうをすっと持ちます。自分で重いほうがどっちだかわからないやつはだめなんです」の言葉にはっとしました。重いほうを持つというのは相手と調和している。意識せずに相手のことを考え自然に行動していると言うこと。いつも宇城先生が言われる先へ先への気持ちとつながります。まだまだ自分は頭で考えてしまうので進歩しないと思いました。これからは「刃物を研ぐ」の気持ちで、言われたこと , それを信じてひたすら打ち込む。に徹していきます。
(実践塾三重支部 H.K )

版画家名嘉睦稔氏の「親のエゴと権力の行使」という言葉がとても印象的でした。私自身、思い当たるところもあり、自分がよかれと思って子供にしていたことは、実は自分のエゴであり、浅はかな行為であったのかもしれないという思いになりました。子の感性は素晴らしいものがあります。親として、感性を伸ばす育て方をしなければいけないと強い思いになりました。
(実践塾三重支部  K.S )

近年、情報という情報がネットを通じて飛交い、素人でもシステム化したフローでプロ並みの知識を持つ時代になり、身体で気付き覚えるという事が無くなりつつある昨今、両氏の対談は、今一歩前進できず迷走している我々に喝を頂いたと思います。
今、この仕事でこれをやりたいというエネルギーある仕事が減り、魂の篭ったエネルギー溢れる人間もまた減ったと思います。また、給料を主に考えた薄い仕事人が増え、また希望溢れる人も随分減ったと感じます。しかし両氏の対談にて、今を生き残る魂ある育成フローを学ばせて頂いたと思います。どの職種でも同じように、最初も最後も『人』です。この『人』をどうするかで、その会社が決まると思いますので、我々も含め実践と経験で、本物を目指したいと思いました。
(実践塾三重支部  Y.O )
 
 

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