季刊 『道』 No.168 春 (2011年4月)

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4月 20日 季刊『道』bP68春号 リニューアルされ迫力のあるデザインになり 発刊されました







今、日本は東日本の大震災による津波、それに伴う福島原発の事故、と未曾有宇の大惨事に見舞われ存亡の危機に陥っています。震災で亡くなられた方々のご冥福を祈り、震災の復興を心から願うとともに、今こそ自然からの警告を謙虚に受け止め、改めて日本人としての 「心」 を取り戻すことが、日本を再建し世界に貢献する唯一の 『道』・みち だと確信しております。

季刊『道』 に登場する方々はその 生き様 を通して 日本人として、人としての在り方 を示していただいています。 是非、一度お読みいただき、ご自身で本来の人間のもつ底知れぬ可能性を感じ取っていただけたらと思います。

※以下に季刊『道』 168 春号を読まれた方の感想を掲載致します


「写真家 稲田美織さんの「日本の聖地 伊勢神宮」を読んで」
ニューヨークで写真家としての活動をされている時に、9,11同時多発テロを間近に体験して、神とは 、宗教とは、聖地とは何なのかを考えるようになったそうです。世界中の聖地を巡った後、伊勢神宮にたどり着いて、式年遷宮の様子を密着してカメラに納めているうちに、日本に残された素晴らしい物や事があるということに気付かれたそうです。写真を通して、日本って素晴らしい、日本ってかっこいいということを、日本の若者にもっと知って欲しいという彼女の思いが伝わってきます。
「義足のランナー 島袋勉さんの特集を読んで」
事故によって両足を失い、複視という目の障害、さらに高次脳機能障害を負うなどの困難にめげず、フルマラソン完走、登山、サイクリングと挑戦し続ける姿に驚きました。自分が同じ境遇になった時を想像してみると、とても真似ができないであろう、素敵な笑顔の写真が印象的でした。「考えて行動するのは遅い。どんな時でも[無理だ]ではなく[大丈夫だ]と思える自分をつくりたい。」という言葉は、我々が目指している空手に通じることです。島袋さんの生き方には学ぶべきところがとても多いと感じました。
(実践塾三重支部・神官T,W)

いつも道は素晴らしい人たちを私たちに出会わせて下さいます。その生き様や感性を知ることで感動し、学び得る事が沢山あります。今回も冒険家風間深志氏、写真家稲田美織さん、義足のランナー島袋勉氏等の様々な冒険、チャレンジ、行動力に凄いエネルギーを感じます。力が湧いてきます。窮地に陥った時、どん底と思ったときにあきらめないで立ち向かい、更に自分でハードルを上げる。高い志を持ち前に前に前進していく力はまわりに勇気を与え、又自ら逃げずあきらめない事で次の展開、希望に繋がると思いました。
共通する「あきらめない」心は今の日本人に必要な事だと思います。今回はあきらめない事で立ち向かっていく勇気、逃げない心、自然の調和、優しさを強く感じました。
毎号にテーマを持つこの本からいつも何かを気づかされる事に感謝します。
(実践塾三重支部・土地家屋調査士 T,Y )

風間深志氏と宇城憲治先生の対談を読んでの感想ですが、我々にとっては命懸けとも感じる風間深志氏の偉業の数々は、本人曰く、壮大な遊びと表現する事にとても印象に残りました。遊びだからこそ妥協を許さないという言葉に、常に前を進み続けるエネルギーを感じると共に、自然を通しての気付きの数々が、恵まれた現代社会を生きる我々では到底気付く事の出来ぬ甘い日常を生きていると深く感じました。
平和とは良くも悪くもありますが、危機的状況を超える真剣さという事柄を見れば良いとも言えません。現代社会の元気を取り戻すには、風間深志氏の様な『あきらめない』という深さのある思いが今必要とされていると思いました。
(実践塾三重支部・産廃会社役員Y,O)
 
 
 

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