季刊 『道』 No.169 夏 (2011年7月)

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7月 20日 季刊『道』bP69 夏号が発刊されました。










国民無視の政治、真実を伝えぬマスコミ、東日本大震災の復興も進まぬ中、止まらぬ円高、緊張の高まる外交と日本を取り巻く状況は日増しに厳しいものになっています。
もはや政治家(政治屋)や国に頼るだけではどうにもならないと思います。

私たちの師・宇城憲治先生は『重要なことは全て自分の判断力にあります。すなわち、ぶれない芯をもっているかどうかです。
ぶれない芯とは、長い歴史、深い文化、また素晴らしい先人を師とした哲学や生き方根源に持っているかどうかです。』とおっしゃいます。


季刊『道』に登場する方たちは、皆さんご自身の信念に基づいて行動されている方々です。私たちも『道』を通してその方たちの生き方に触れ、自分自身の中に「ぶれない芯」を持てるようにしなければと思います。ぶれない芯を持った人間が増える事が日本を変えるエネルギーになると信じています。日本人の中には本来そういったDNAが存在するのですから。

※以下に季刊『道』 169 夏号を読まれた方の感想を掲載致します


道に出てくる様々な方達の想いを読ませていただき、感動と同時に自分は何をしているんだろうと、もっと真剣に生きていかなければならないという思いになりました。また、宇城先生の32歳の時に書かれた小論文の迫力は凄まじく、覚悟の桁が違うと思いました。私自身、今年でこの時の先生と同じ歳になります。いま過ごす生き方に焦りを感じました。楽な方ばかりへ逃げず、厳しさのない横着な生活はやめ、もっと真摯にもっと謙虚にならないといけないと気づかせていただきました。
(K,S消防士)

古賀淳也氏と宇城憲治先生の対談を読んで、武術の厳しさを肌で感じ、そして実践された古賀淳也氏の謙虚さが非常に印象的でした。その謙虚さの根源は自分を変えたいという思いという、相対的なものではない所が素晴らしいと感じ、そしてまた学びとなりました。
絶対的世界である、できるかできないかという厳しい世界に、私も今一度見直し、武術の絶対的世界に向かって邁進したいと思います。
本当に、これからどう生きなければならないか?どうすれば笑顔を絶やさずに済むのか、の問いに方向性とエネルギーの湧く様な対談、季刊道に感謝致します。有難う御座いました。
(Y,O産廃会社役員)

「山元加津子さんの記事を読んで 」
特別支援学校の教員として障害のある子供たちとふれあう中で、その子供たちには秀でた感性や能力があることに気付いたそうですが、同時に障害者も健常者も大人も子供も、同じすばらしい能力が人間には生まれつき備わっており、「できないということはないんだ」「自分は自分でいい、必要でないものなんかない」という強い言葉に勇気をもらいました。 
( T.W 神官 )

古賀選手は「自分を変えて一歩を踏み出したい」と言われました。目的はメダルではなく人生を変えること。そこに心の変化を感じました。結果として金メダルを取ることが出来た。私は心を変えることで技を出来るようになろうと思っていました。どうしたら心を変えることが出来るかと思案していたのです。本末転倒のような気がしてきました。
これからは自分を変えるため、出来ることを一つずつ積み重ねて行きます。
(H,K 電装会社OB)

すべての人にはすばらしい能力が備わっているという事、無限の可能性があるという事を、山元加津子さんのお話を読んで感じました。 ひろし君という子の地上にいながら上空からみた正確な絵が描けるという事や、あっちゃんという子の迷いなくパズルを組み立てていけるという事。とても常識では考えられない事ができる子がいるのに驚きました。また、人はみな繋がっていて、出会いによって色々な事を感じたり、気付いたりして、成長していくことができるということにとても感動しました。
(O,I通信工事会社勤務)

毎回素晴らしい方々の話に接しさせていただける書籍だと感謝いたします。今回の東北大震災における政治家や官僚の情けない言動に比して、日本にはこの様、方々がおられるのだと感慨もひとしおです。古賀選手との対話では、勝ちたい成績を上げたいという気持ちから、自分を変えたい人生を変えたいという次元に意識を昇華させた事が、宇城先生との出会いに繋がつたのだと思います。技術の向上を目指すトレーナーではなく、人生の師として宇城先生に学ばれそれを素直に吸収出来る真っ直ぐな心を持っていたのだと思います。尊敬すべき人と思いながら話を受け入れ消化出来る事は、見事な心構えと感服した次第です。ほとんど人達が、わかっているつもりながら、わずかの経験にこだわり受け入れる事が上手くいかないのが実状だと思います。この古賀選手との対話だけでなく、他の方々からも大きな学びを得る事が出来ました。
(Y,F 証券会社所長)

「古賀淳也さんと宇城憲治先生の会談の記事を読んで」
『日常から全力を尽くしていると檜舞台でとんでもない力が出る』というお言葉が特に私の心に残りました。逆に私は本番で力が出せないことが多いのですが、これは普段からの稽古などの真剣さが足らないのだと気づかせていただきました。今後は日常から余力を残さないよう実践いたします。
『プロフェッションとプロフェッショナルを持った生き方』というお言葉にも気づきをいただきました。このお言葉でどちらの立場も大切であるという意味がよく理解できました。以前は仕事ばかりに没頭した時期がありましたが、その当時は日常の考え方も仕事に偏っており、勝ち負けばかりにこだわる生き方になっておりました。現在、空手を稽古させていただくようになってからは、空手の考え方が仕事に活きており、仕事でのさまざまな出来事が空手に活きてくるように感じております。それによって、自分の心のバランスが取れているように感じます。毎回『道』を読むたびに、自分のいいかげんな生き方を見直す良い機会をいただいております。
(A,Mパソコン教室勤務)

毎回楽しみに読まして頂いています。
古賀淳也選手と宇城先生の対談は実際に指導をされた先生と指導を受けた者の本音のトークが聞け、オリンピックの金メダリストという結果を残し、自分を変え謙虚に指導を受けその時の気持ち、感性にやはり人並みでない気迫を感じます。又古賀選手を通してスポーツと武術の違いを示して頂き武術の次元の高さを感じました。特に宇城先生の若き日の論文は凄いとしか言いようがありません。競技空手と武術空手の狭間にて30年も前からその武道論から基本、型の練習方法の認識を確立されていたと思うと、その気づき、洞察力にて武術空手の本質を見出していた事に感動を覚え、何度も読み返していました。
今回も近藤先生をはじめ、山本加津子さんや藤野圭江さんそしてジョン・ブーレイさんなど皆さんの心意気の強さが共通していると思います。行動力となる原動が自分のためでなく、国に対する怒り、自然に対する感謝、地球への優しさ、仲間への愛・・・そして大切なものは守る。
『道』を読む事で、今失われている日本人の誇りや大切なものを取り戻すようにと促されます。
(T,Y土地家屋調査士)


毎回楽しみに読まして頂いています。
古賀淳也選手と宇城先生の対談は実際に指導をされた先生と指導を受けた者の本音のトークが聞け、オリンピックの金メダリストという結果を残し、自分を変え謙虚に指導を受けその時の気持ち、感性にやはり人並みでない気迫を感じます。又古賀選手を通してスポーツと武術の違いを示して頂き武術の次元の高さを感じました。特に宇城先生の若き日の論文は凄いとしか言いようがありません。競技空手と武術空手の狭間にて30年も前からその武道論から基本、型の練習方法の認識を確立されていたと思うと、その気づき、洞察力にて武術空手の本質を見出していた事に感動を覚え、何度も読み返していました。
今回も近藤先生をはじめ、山本加津子さんや藤野圭江さんそしてジョン・ブーレイさんなど皆さんの心意気の強さが共通していると思います。行動力となる原動が自分のためでなく、国に対する怒り、自然に対する感謝、地球への優しさ、仲間への愛・・・そして大切なものは守る。
『道』を読む事で、今失われている日本人の誇りや大切なものを取り戻すようにと促されます。
(T,Y土地家屋調査士)

 
 
 

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