今回の対談の肥田舜太郎氏は、医師であると同時に、広島に落とされた原爆により自らも被爆し、その体験から被爆者の救援・治療を続けてこられ、94歳の現在も内部被爆の脅威を訴え続けておられます。
原爆投下後、放射能による後遺症で亡くなる人や悩まされ続けている人がたくさんいたにも関わらず、アメリカや日本政府は、その事実を否定し隠蔽し続けてきたということ。現在に至ってもその体質は変わらず、国民の安全よりもお金が大事な一部の人間たちが、唯一の被爆国であり国土の狭い日本に、54基もの原発を作ったのだという現実を知り、ショックでしたが受け止めなければいけないと思いました。
無知では戦えない、弱くては守れない、一人ひとりが強くなり立ち上がらなければいけない時期に来ていると、この記事を読んで強く思いました。
(T,W 神官) |