★リンゴ農家木村秋則さんとの対談を読ませ頂き、大自然がいかに密接に繫がっているかを教えて頂きました。
自然のどこか一部でも失われると全体の流れが狂ってしまう。人間が人工的に強制的に手を加える。それだけで自然の態系が失われて行く。道路を作り、山を崩し、林や森を伐採することで動物や植物の生態系が失われて行きます。まさしく神様が授けて下さった自然を人間の便利性追求のために壊しているのだと思います。
リンゴの木に人間の都合で農薬をやる事で木が壊れて行く。それを木村さんは体感され、木を優しく育てその環境を創る(草も必要、虫も必要)ことで農薬のないリンゴを作ることが出来た。
リンゴの木に話しかける。お礼を言う。人は「すいません」「ありがとう」を無くしてしまったと木村さんは言われました。宇城先生が日頃言われていることと同じです。道は違っても人間がすべき事は同じ。「出来ない、出来ない」ではなくどうしたら出来るか、総ての道に通じる事だと思いました。
そして木村さんのリンゴは水に沈む。ちゃんと結果が出ています。
自然の生態系を大切にすることで人間も生きて行けるのだと思います。人間の都合で大自然を壊してはならない。
(H.K三重実践塾生 電装会社OB)
★今号の木村氏との対談は学ばせていただく事、多大でありました。木村氏が正に地球・自然と農業を通して対話を続け、この大自然の法則にたどりつかれたのだと感銘いたしました。対談においても多くの事を語っていただき、農薬は抜けるまで3年かかると言われておりましたが、これを人間に置き換えると思考や服用している薬が抜ける事は容易な事ではない事を教えていただきました。リンゴ農園にてでは、リンゴ農園でおきている農薬なしで虫が近づかなくなるという事は、その場所・自然状態が宇城先生の言われる統一体として確立しているのだと思います。
この対談は宇城先生が気づく、気づかせるにおいても「木村さんの成し遂げられた自然栽培の確立は、リンゴだけではなくあらゆる事に対して、今、何が問題で、未来において何をすべきかの道しるべをはっきり示していると」言われており心して拝読せねばと感じた次第であります。
被災地の今、では現地で生活しておられる方のマスコミが伝えぬ本当の声を聞かせていただきました。国の都合で安全基準も確認されない状態で、区域が勝手に変更される事実。学識者の意見は聞いても、住民の意見には「聞く耳をもたない」行政の姿勢。本気で対策をとろうとしているかと疑いたくなる現状。この現状を周りに伝え、今自分の出来る事で東北支援・日本支援を続けていかねばいけません。
(Y.F 三重実践塾生 証券会社勤務)
★今回の「道」の宇城先生と木村秋則さんの対談を読み、与えられたことをただこなしているだけではダメで、自分から目的を持ち、進んで行動することが何より大切であることを学ばさせて頂きました。
不可能と思われていた、りんごの自然栽培を農薬に苦しむ奥様の為に始め、自殺する寸前まで苦しんだ話はとても自分では想像できないのですが、奥様の為にという強い思いが、何度も失敗してもくじけない原動力になったのではと思いました。
自分から動くことで、何事も前向きにとらえることができるよう努力したいと思います。
(O.I 三重実践塾生 電気工事会社勤務)
人類の進歩と平和への道を示す彫刻家 ワグナー・ナンドール
ワグナー・ナンドール財団 理事 和久奈 ちよ氏
★木村秋則氏については、以前より他の出版社から出された本を読んで知っていましたし、また最近映画化されたりと、世間の注目を集めているので、この「道」の対談が決まったと知った時から楽しみにしていました。
以前に読んだ本では、「害虫駆除を怠って近隣農家に迷惑を掛けている」と村八分にされ、「何年も収入を途絶えさせて家族を悲惨な目に合わせている、とんでもない婿養子」と実の親からも縁を切られ、「岩木一貧乏な家」と蔑まれて、自殺を図ろうとするほど追い込まれて、それでもなお諦めずにやり遂げた、凄い人だという印象と、UFOや宇宙人との遭遇、幽霊や人外のものを見たというエピソードから、たしかに普通の人ではないが、少し胡散臭く、全体的にみじめな印象でした。
ところがこの「道」の中の木村氏は、明るく覇気があり、自分の仕事に自信と誇りを持ち、しかし少しもおごることがなく、理想があり、それを支えてくれる周りの人や自然に、常に敬意と感謝を忘れない。素晴らしい!格好良い!と感じました。
リンゴ作りで学んだ経験から、農薬・肥料漬けの食物を子供たちに与える事、それを容認し、当たり前とさえ思う世の中に対する警鐘を鳴らし、良いとこ取り・部分分析の医療や科学に疑問符を投げつけ、人工的で人間中心の農業をはじめ工業、生活様式によっておこっている生態系の破壊を食い止めようと奮闘し続けている。その根本には「世のため人のため」という「公」の心があることが読み取れました。
(T.W 三重実践塾生 神官)
<宇城憲治塾長と木村さん秋則氏の対談の記事を読んで>
★木村さんは無農薬のリンゴ栽培を始めれて10年ほどうまくいかずに、奥様、子供さんがいらっしゃるのに無収入であったようです。やり方がわからないものを手探りで挑戦されて、やり遂げられたことは相当な気迫であったのだろうと思います。私は小さなことですぐに行き詰ってしまいますので、勇気をいただきました。
木村さんはリンゴに木に声をかけているそうですが、話しかけていたリンゴの木は、話しかけなかった木と比べて全く違うように太く育ったとおっしゃっていました。不思議な話のようですが、言葉の力が物質的に伝わっているのだと思いました。自分の気持ちや言葉が周りに影響してしまうのだとわかりました。自分の発する言葉に気をつけて、周りに良い影響を与えていける自分でありたいです。
(A.M 三重実践塾生 パソコン教室勤務)
★木村秋則氏と宇城塾長の対談を読ませていただき、学ばせていただいた事は「心」の大切さです。「すべてのものに心がある」と話される木村氏の言葉は、大変重く感じました。私の想像をはるかに超えるであろう、多くの苦労を乗り越えられた経験から語られるその言葉には、強い説得力を感じました。私も含めて、「私が」「自分が」と考えてしまいがちになる今の日本の世の中で、「公」の考え方で農業に取り組まれている木村氏の心の在り方や姿勢は、あらゆる事に必要とされる事だと思います。
彫刻家・ワグナーナンドール氏の記事にも書かれていましたが、かつての日本に存在した、そのような「心の在り方」を謙虚に学ばなければならないと強く思いました。
(T.T 三重実践塾生 ケアマネジャー・医療福祉相談員)
★絶対不可能だと言われてきたリンゴの自然栽培に成功され、木村さんのされてきた経験は、私の想像を絶するような事だと思います。
事実の出来事は科学の及ぶところではなく95%まだ未知であることが伺えます。木村さんが実践されてきたことはリンゴの木を愛し、自然を愛し、地球を愛し、ぶれずに心を通わせ行動した事から、自然から愛を受け地球と繋がっていると感じました。まさに調和の世界であり愛は行動だと、そして常々宇城先生がおっしゃっている事と共感し感動しました。そして自分の成功したことにとどまらず、通過点とし次に繋げていく行動をとり手本となり人(公)のため社会に貢献していくところに最大に魅力を感じます。
ワグナー・ナンドール氏による日本人を見る視点から侍というのにふさわしい方と感じます。それだけ日本人に魅力があり、文化を好まれたと思います。
その気持ちを受け止め日本人として誇れるよう心がけていきたいものです。
「道」の掲載記事から知識優先になり常識にとらわれ失われてきた日本人の心を取り戻す。不可能を可能にする事実を知り希望が持てます。
(T.Y 三重実践塾生 土地家屋調査士)
★リンゴ農家木村秋則氏と宇城先生の対談を読ませて頂いて希望とエネルギーをたくさん頂きました。映画「奇跡のリンゴ」でも自然栽培に奮闘する姿が描かれていてとても感銘をうけました。
実際のリンゴ園の写真を見るとリンゴの木の下に草が生茂っていて、自然とリンゴの木が一体となっていると感じました。葉っぱは青々としていて実ったリンゴは本当に美味しそうに見えました。農薬に頼らずリンゴが自然に育つ本来の姿を実現させた木村氏の努力に感動しました。リンゴに限らず品種改良を続けて農薬と肥料無しでは育たなくなった作物が人間の体に良いとはとても思えません。
木村氏が体現した事実を誠実に受け止め、謙虚になることが必要だと思います。自然の流れに逆らった部分体ではなく統一体で捉える視点が各分野に求められていると思います。
(N.I 三重実践塾生 電装会社勤務)
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