季刊 『道』 No.185 夏号 (2015年7月)

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7月 20日 季刊 『道』 №185 夏号が発刊されました。


季刊『道』№185夏号が発刊されました。

№185夏号のテーマは【人間力を取り戻す】です。

宇城塾長はご著書「一人革命」(どう出版)の中で、エネルギーを生み出す根源は「心」とおっしゃっています。心こそ人間力を生み出す真のエネルギーであると。

 「身体は内なる気に応じて動き
    気は心の向かうところに応ずる」

 「心は気をつくり 気は血をつくり 血は身をつくる」

 「心の発動が そのまま技となり形となる」

 「心豊かなれば 技冴える」

季刊『道』は人間がいかに素晴らしいか、いかに無限の可能性を秘めているかを気付かせてくれます。その事に気付くことにより、大きな希望を持って未来を開くエネルギーが湧いてくることと思います。とにかく手にとって読まれる事を強くお勧め致します。



どう出版ホームページ >>






人間の可能性を開花させ未来を創る
NPO法人 ガイア・イニシアティブ 代表 野中ともよ氏とUK実践塾・宇城憲治塾長の対談







※以下に季刊 『道』 №185 夏号を読まれた方の感想を掲載致します

 



  今回の「道」を読ませて頂き、野中ともよさんと宇城先生の対談では、お二人の自分中心でなくて地球や社員の事を考え仕事をしてこられ、自分の為でないからエネルギーが湧いてきてこれだけの行動に繋がっているのだなと感じました。
野中さんの小さい頃、お父様に教わった働く= はた(傍)をらく(楽)にして差し上げるという話が一番印象に残り、今の自分の仕事の仕方について考えさせられる話でした。

 また、中洞さんのインタビューでは自分が正しいと思った事を貫く強さと国と企業によって酪農家が左右されている実態を知り、怖さと中洞さんの様に自分を貫く強さを持たないといけないと思いました。


(O.I 三重実践塾生 食品会社勤務)



 今回の中洞正氏の「山地酪農が教えてくれること」では酪農、特に戦後から現代に至るまでの過程を知る事が出来ました。米等の農業だけでなくここもアメリカの意向を政策であった事を知り、やはりそうだったかと確信しました次第です。
政府だけでなく、日本の農業を守らなければならない組織たる農協の見識のない業務の進め方、農協への牛乳の出荷基準である乳脂肪率を3・5%以上にする・価格交渉を否定する「無条件委託販売契約」等何か江戸時代の政策かと疑う程の内容で驚いた次第です。飼料を取らないと乳がでない乳牛をつくりだす等生態系の領域まで侵しているのではと恐ろしく感じ、又その様な牛乳を飲んでいたのか不信感をつのらせるばかり内容でありました。
現在、流通している農産物・食品も信用出来るものではありませんが、TPPが成立されれば、食品内容が表示されない食品が流通され今まで以上に政府・マスコミに頼らず自分の身は自分で守るという意識を中洞氏の様な信頼できる方の話を聞きより高めていかねばならないと強く感じた次第です。

 「被災地の今」では、江戸時代以前から「津波は又来る」と警鐘を鳴らす建前が何世代に渡り建てられていたにもかかわらず、その教訓がいかせなかったと忸怩たる思いは被災地の皆さんも持っておられたと思います。
では今どうするかと考えると、誰かがやるだろう・後でやればいいと考えがちであると思います。吉田優作さんの行った事はけっして難しく、資金のかかる事ではないと思いますが、この一歩が踏み出せないのだと思います。吉田優作さんのとにかく一歩、自分の出来る事をやるという「一人革命」を実践している若者だと感銘しました。


Y.F 三重実践塾生 証券会社勤務 )



 我々が住み親しんでいる地球、いつの間にか人間の勝手な振る舞いに、自然、環境の破壊が始まり、人間同士の争い、命の尊さを感じない悲しい事件が相次いで起こっています。一人一人の人間力を向上し、未来に備え尽力を注がれ実践されている野中ともよ氏との対談にて、その思い信念からくる仕事の取組み、生き方に感銘を受けました。そして今の状況を乗り越える人間の可能性を見ることが出来、希望が湧きおこります。

 山地酪農家の中洞正氏の酪農に係る話は初めて聞き知りました。私も酪農は放牧のイメージが強く、牛舎飼がほとんどと知り驚きました。また配合飼料のことなど行政がしっかり絡み、酪農家が辞めていかなければならない現実を知り、特に行政、国の政策に疑問を感じます。
中洞氏の信念、自分で考える事の大事さを知り行動実践にて知識が広がり、常識に捉われない真実を見極めていく力が自然に養っていく過程が文章から伝わってきました。自然の中で一つの事に信念をもって続けることが人間の成長、人間力の向上のバネになると思いました。自然と調和された酪農で出来る本物の牛乳を飲みたい気分です。
気が付けば文明が進み効率優先、経済の豊かさを求め、本物というものが各分野で失われている気がします。そして考えてみればその本物を私自身どういうものかを知りません。常識に捉われ追求したことがないのです。信念のない生き方をしてきたと考えさせられる思いです。

 また阪長氏の待つという意味を読ませていただき、詰めこみ式の日本の教育、スポーツが如何にインスタントに出来上がるようにしているのが感じます。本来教育は人を育み、引き出す事と教わりました。未来を見据えての指導の世界とのずれを教育に携わる方々に知ってもらい、考えてほしいと思います。

 毎回、道を読ませていただき、自己の反省と、気付かされる事の発見に人間の可能性、素晴らしさを感じます。これからも楽しみにしています。


(T.Y 三重実践塾生 土地家屋調査士)



 毎回のことですが、道を読み感じることは、自分自身の生き方には厳しさが足りないということです。宇城先生や今回巻頭対談の野中氏をはじめ、山地酪農の中洞氏等掲載されている方々の生き方と自分自身で照らし合わせてみると、保守的でまさに「現状維持」の生き方をしてしまっていることに気付かされます。対談にもあった宇城先生の言葉で「現状維持は退歩である」という意味を理解し受け止め、変わらなければいけないという気持ちが一層強くなりました。道に出てくる方々のようなぶれない人生を送れるよう、私自信も仕事や日常生活等に真摯に取り組み、日々挑戦していきたいです。


(K.S 三重実践塾生 消防士)



 野中ともよさんと宇城憲治先生の対談を読ませていただいて、宇城先生の子供の頃のお話や仕事への取り組み方を読ませていただいて、先生の物事への徹底的な取り組み方や想像力を改めて知ることができました。私が仕事や空手の技術が向上しないのがよくわかりました。

 師範や師範代は「一般の弟子のほうが先に出来たらお前たちは首だぞ」と先生に言われていたそうです。そのプレッシャーを感じながらこれまで稽古されていたのだと思いますが、そのような緊張感を持ってせっぱつまった稽古が必要であると感じました。

 山地酪農の中洞さんの記事では自分が正しいと思ったこと貫かれたことはなかなか私にはできないと思いました。自分の思いを貫こうと思う方はいらっしゃると思いますが、経済的に苦しくなったり、何かトラブルが起こると簡単に裏切ってしまいます。すぐにぶれてしまう自分を直さなければなりません。

(A.M 三重実践塾生 パソコン教室勤務)





山地酪農が教えてくれること
山地酪農家 中洞 正氏




 山地酪農家・中洞 正 氏の記事を読ませていただき、日本は改めて経済優先・金融至上主義にあまりに走り過ぎてしまい、物事の本質や長期的な物の見方が全くできていない状況に、強い不安を感じました。
企業や農業組織主導による、効率や生産性を第一義とする考え方により、酪農家や家畜、また農家が振り回されてしまい、結果日本の酪農・農業が衰退している事実を、私は残念に思いました。
また人間にとって、食べる事は最も基本的な欲求の一つでありますが、その事でさえも生産性・経済優先の考え方に脅かされ、誤った循環を招いており、日本の将来や食物に対する強い不安を感じます。

この酪農・農業に限らず、現代の日本では生産性・効率性・経済優先的な物の見方や考え方が様々な場面で根付いているように感じます。
短期的な目先の結果や利益を最優先し、その瞬間は良いかもしれないが、長期的な視点に立てば、結果的に何も生み出していない…。
またそのような考え方が強く根付いている事により、例えば中洞氏のような放牧酪農を推奨する考え方が、生産効率優先の牛舎飼い・工業的酪農の考え方に多数で潰されてしまう…。
私は長期的な視点に立てば、酪農家や家畜、また消費者にとっても、中洞氏の考え方が正しいように感じますが、その事がまかり通りにくい今の日本に対し懸念してしまいます。

しかし、そのような困難の中、自身の信念を曲げる事なく突き進んでいく中洞氏の強い生き方に、尊敬の念と勇気をいただきました。
上記のような今の日本の世の中で、本当に正しいと思った事を曲げる事なく進めていく事は、大変なエネルギーと忍耐が必要であると思います。
私たちも人生を歩んでいく中で、このような矛盾や、本来正しいと思った事でも、その事を突き通す事が困難な状況に遭遇する事がありますが、正しいと思った事には妥協することなく、その考えを貫く事のできる強さを身に付けなければならないと感じました。
また併せて、本当に正しいものや真実を見抜く力を身に付けられるような生き方に少しでも近付けるように、私自身も真剣にならなければならないと感じました。


(T.T 三重実践塾生 社会福祉士)



 「山地酪農が教えてくれること」を読ませて頂き、現在スーパーで売られている牛乳は大丈夫かと思いました。
沢山の牛乳を確保するために牛舎飼いを行い、飼料はアメリカの余剰穀物と配合飼料、人が食べなくなった野菜や遺伝子組換え作物は入っていないか心配になりました。
日本の酪農政策は工業化に向かい、大手メーカー明治、森永、雪印等がその仕組みをつくりJAが絡んで一頭当りの乳量を増やすことで規模を拡大し配合飼料に頼って行く。
日本の農作物は世界で一番きれいだと言われます。それは農薬や化学肥料を一番多く使っているからとのことです。
中洞さんの山地酪農は、農薬や化学肥料を使わず正に地球と一体、自然(地球)の恵みで牛を生かしています。
牛は元気に育ち結果としておいしい牛乳が得られる。そして「内緒の牛乳」と言って自分自身で工夫され販売先を確保されておられる。
中洞さん曰く「鍛えられた人間が各地にいれば地方は活性化される」まさに宇城先生の云われる一人革命です。
政治や経済政策に左右されないぶれない心が山地酪農を成功させています。


(H.K 三重実践塾生 電装会社OB)



 山地酪農家の中洞正さんの記事を読んで、現在の日本の酪農の実態を知りました。
以前からyoutube 等では見聞きしたことはあります。大量に安価の牛乳を製造するために、生き物である牛を牛乳生産マシンに造り変えていること。狭い牛舎に死ぬまで鎖で繋がれて、アメリカの遺伝子組み替えトウモロコシを食べさせ、ストレスからの病気には抗生物質を注射して、人工受精で妊娠出産させ、自分の子供にはお乳をあげられずに、人間に搾取され続ける。
私自身はそれを知ってから牛乳は飲めなくなりましたが、そのような事実を知っても、家の冷蔵庫にはパックの安い牛乳があります。

 この世の中、何かがおかしいと思うことはたくさんあります。昔は良かったという言葉をよく聞きます。未来の為に何をしなければならないか、ハッキリとした答えは無いけれど、薄々は気づいています。仕事の合間に畑を始めたりしても、片手間では出来ないし続かない。小金にしがみついて、現在の暮らしを捨てられない。
なんだかんだ言っても、何とか暮らして行けるうちは、変わることは出来ません。啓発はされるけど、全ては捨てられません。そんな自分を歯がゆく思って、行動してみても、二三歩進んで帰って来て、元の安穏な生活に戻るばかりです。


(T.W 三重実践塾生 神官)



 山地酪農が教えてくれること 山地酪農家 中洞正氏の記事を読ませて頂き、現在の酪農の状況が昭和30年代には41万戸あった酪農家が、今は2万戸以下の状態になっている。。
その理由が、農協基本法(昭和36年)により規模の拡大化し効率化を求めるようになったこと。1987年農協より乳脂肪分3.5%以上を取引基準と決めたこと。
一見、規模の拡大と効率化は酪農者のために、乳脂肪分3.5%以上は消費者の満足のためにと思われるが、この基準(仕組み)は餌を売る側のためのものであった。この仕組みにより、酪農家は現在も減少傾向にある。
一見正しいと思う仕組みに入れられてしまうと、自分の力で戻れなくなる。それは、自分が仕組みの中の一部となり、全体を見ることが出来ないからだと思いました。このことは自分たちの周りでも、知らないだけでたくさんあると思います。

 自分も安易に便利な仕組みに乗せられないよう、仕組みの根本を見られるよう力を付けていきたいと思います。



(T.M 三重実践塾生 地方公務員)



【新連載】

日本の野球を世界から見つめて
NPO法人 BBフューチャー 阪長友仁氏





 今回の道の中で、印象的だったのが、世界の野球から日本を見つめての記事にあった「待つ」事に意味です。僕も野球を指導している身として、すごく考えさせられました。今の中学校野球の現状は、勝利至上主義そのものです。そういった環境が出来上がっています。

 まず、勝利を望む大人の影響が、子供に伝染しています。学校では、大会で結果を出さなければ、校長が平気で顧問クビにするぞといい、それを周りの教員も笑って見ています。勝てば、偉そうに物言い、負ければ発言権がなくなる。
保護者も自分の子供が試合に出られるかどうか、勝てるかどうかばかりに目がいき、成長という視点で見ることができていません。そんな環境にいる自分は、子供を成長させたい思いだけではやれず、勝ちたいという我が出てきてしまうことに葛藤しています。

 今回、記事を読ませていただいて、ドミニカの待つことの意味、その観点、長さ、どれも日本にはないことで大変大きな気づきが得られました。
この記事を読んだ後、自分自身が生徒を見る視点が変わっていったのを感じます。もっと大きな気持ちで生徒を成長させていきます。

 いつも大変ありがたいお話ばかりで勉強になります。ありがとうございました。


(K.T 三重実践塾 教員)

以下に連載の紹介が続きます








「ありのままの私たち」
作家 山元 加津子氏





「私たちは銀河のなかに生きている」
銀河浴写真家 佐々木 隆氏


 

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