季刊 『どう』 No.193 夏号 (2017年7月)

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7月 24日 季刊 『どう』 №193 夏号が発刊されました。


平成29年7月24日、季刊「どう」夏号№193が、どう出版より発刊されました。
季刊「どう』夏号№193のテーマは「受け入れて生き抜く」です。

 季刊「どう」に登場される方は、UK実践塾代表・宇城憲治塾長をはじめ皆さんご自身の信念を信じ、周囲のあらゆる困難と闘いながらあるいは調和融合しながら、ご自身に与えられた使命を全うし生き抜かれています。
 
その根底に流れるのは≪愛≫宇宙最大のエネルギーです。

 日本の政治の現状、国際情勢などを見ても、人は頭脳偏重(損得勘定)の結果、生かされている事を忘れ、自己中心となって謙虚さを無くしその結果、劣化し、自滅の道を辿っているようにしか思えません。是非、季刊「どう」を一読され、登場される方の生き方を感じ取っていただき、ご自身の生き方の気付きにされればと強く思います。



どう出版ホームページ >>






立ちはだかる行政と矛盾の中で取り組む人間再生
薬物依存回復施設 茨城ダルク代表 岩井 喜代仁氏とUK実践塾・宇城憲治塾長の対談





※以下に季刊 『どう』 №193 夏号を読まれた方の感想を掲載致します

 



 対談を読ませて頂き、薬物の恐ろしさと政府が如何にいい加減な事をしているかを教えて頂きました。
 「覚醒剤や大麻はある程度治療方法がある。しかし、新しい成分で作られた危険ドラッグは身体にどのように影響するか判っていない。その薬の抜き方も治療方法もない。治らないから危険ドラッグ」これだけで衝撃的でした。
今まで、薬物はどれも同じでひとまとめにして悪い物と言った認識でした。しかしそれは間違いで今は判らない薬物がどんどん闇で売られている。恐ろしいことです。

 又、政府の政策はいい加減で厚生労働省は「全国精神障害者家族連合会」を解散に追い込み一兆円を浮かせた。しかしこの政策は失敗で新しい病院を造るためにまた税金を使おうとしています。
迷走することで迷惑をこうむるのは当事者です。

 茨城ダルクを運営するのにこのような障害はほんの一部で他にも問題があると思います。沢山の困難に負けず運営を続けられている岩井さんは根性があり、能力があり、人の何倍も責任感がある。と感じました。
「生きる力」を頂きました。有難う御座いました。


(Y.F 三重実践塾生 証券会社勤務 )



 茨城ダルク代表 岩井喜代仁さんの記事を読ませていただきました。

 『薬物依存症』薬物に依存する病気で麻薬・覚醒剤によるもので「危険ドラッグ」は昔からある麻薬より危険性(依存性)が少ないと思っていましたが、色々なものを混ぜているため、麻薬以上に危険であるものと知りました。報道において、危険ドラッグを使用しての交通事故での危険性を報道するばかりで、依存性が強く色々なものを混ぜているため治療方法も見つかってなく治らないことを伝えていないこと。危険ドラッグ以外にも市販のカゼ薬でも依存症になり、麻薬等と同じく依存症になると治らないことを知りました。

 また、精神病院で飲ませる薬の医療費を削減させるために退院促進事業を進めた。それにより各地で多くの事件が起きている。事件についても退院促進事業が、その原因となった事は、どこも報道していない。自分たちが受けている情報はどこか都合が悪いことは抜かれて伝えられている。自分たちで考えることが出来なくされていると思いました。自分たちも自身で勉強し本質を知ることが重要であると思いました。

 岩井さんの「依存症回復の12ステップ」の内容が自分は何も出来ないことを知り謙虚になること。正直になり、自分をオープンにし心を開くことで、宇城先生より教えて頂いたことと同じであり、依存症の回復だけでなく生き方すべてに共通することだと思いました。


(T.M 三重実践塾生 地方公務員)



 岩井 喜代仁 氏と宇城塾長との対談では、薬物問題の恐ろしさ、とりわけ一歩間違えば私たち自身も薬物依存になってしまうほど身近である薬の危険性、また政府の薬物問題や精神障害者に対する対応の矛盾や適当さに、問題の根深さを感じました。

 しかしそれ以上に私が学ばなければならないと感じたのは、そのような社会の矛盾の中で流されることなく、薬物依存者や精神障害者の社会復帰に取り組み、立ち向かおうとする岩井氏のエネルギーや真剣さ、正直さです。『私であればどうか…』と考えてしまいましたが、恐らくそのまま社会の矛盾に流されるままとなってしまうのでは、と感じます。

 矛盾を受け入れて、それに屈することなく、根気よく薬物依存者の更生と、それを取り巻く社会状況に立ち向かおうとする岩井氏のエネルギー。私にはそのような生き方をとても真似できないと思いますが、少しでもそれに近付くことができるように見習わなければならないと感じました。


(T.T 三重実践塾生 社会福祉士)



 人の運命はつくづく不思議であり何だろうと思う。結果をすべて運命と定めるのか、自分の意思で道を切り開くのか、生きざまに影響を与え翻弄され、苦悩するのも運命と意思と絡み合いあいながら地球上にある生命体はそれぞれが違う生き方をしています。当たり前の事ですが今回の道を拝読すると、どのようにどこで生まれるのかは意思ではなく、定めであり生まれてからの行動は自分の意思でありながら、周りの環境に応じながら過酷で壮絶な出来事に翻弄され、想像もつかない壮絶な人生があることを知り、如何に自分は平和の中に身がおけ、生き方の甘さを知り、無能であることを痛感する思いです。

 避けられない運命に立たされるが他人のせいではなく、出会いの中で謙虚に聞き入れ自分を知り、受け入れる事で乗り切る力を得て、自我の欲ではなく心底から他人の役に立ちたいと願っている姿に心打たれます。運命はあるものの自らの強い意志と行動、また人との出会い、繋がりを大切にすることが人間力を高め他人に影響を与える人物に至るものであり、そして最後まであきらめない心と勇気が大切と教えて頂きました。何事も生かされている事実を知り、自分を受け入れ感謝の念を忘れず人生を歩んでいきたいです。

これからも「道」の登場人物との出会いを楽しみにしています。


(T.Y 三重実践塾生 土地家屋調査士)





「地球を歩く」
写真家 野村 哲也氏




 写真家、野村哲也さんの文章を読みました。ある人の情熱が、対象の物、人、地場、伝統、様々な事柄に揺り動かされるのを感じました。引き寄せているのか、引っ張られているのか、分かりませんが、野村さんでなければならないものが、最後のティキ(トーテム)にはあったと思います。

 不思議な出来事は沢山ありますが、よくよく考えれば、全ての出来事が不思議です。何でも分かってしまった人は、何を分かったのかなと感じます。不思議の中にいる野村さんは、自然から答えを聞くのではなく、心を自然に合わせて生きているように思いました。


(Y.S 三重実践塾生 彫刻家)





【新連載】

「ミツバチが教えてくれること」
一般社団法人ハニーファーム代表 舟橋 康貴氏




以下にロングインタビュー・連載の紹介が続きます








【ロングインタビュー】

「魂を込めた歌と言葉を子供たちへ」
テノール歌手 新垣 勉氏




【ロングインタビュー】

「絶望の中を生き抜いて」
シベリア拘留体験者 三村 節氏




「ありのままの私たち」
作家 山元 加津子氏




「私たちは銀河のなかに生きている」
銀河浴写真家 佐々木 隆氏




 

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